沖縄の食について

かつて、「長寿県沖縄」と言われてきた沖縄は、2000年以降それまで男性・女性ともトップだった長寿率は、男性は26位となり、2006年の調査でも25位という長寿率に落ちてしまいました。また、肥満率は男女とも全国ワースト1で、メタボリックシンドロームの率も日本一という結果です。
さらに、沖縄の自給率は27%と低く、食への関心は観光地にも関わらず、まだまだ低いと言わざるを得ないのが現状です。沖縄では、80歳代を超える年代の人たちは、芋や雑穀、薬草などしか食べるものはない時代だったので、逆にそれが粗食につながり、長生きの秘訣となったわけなのです。
それが、戦後米国統治の時代が長かったおかげで、一気にファーストフード化し、栄養過多の肉食文化へと食生活が激変しました。人々は、輸入のポーク缶詰やツナ缶、輸入のステーキ牛肉や鶏肉、などフードマイレージの高い食品や食材を無意識の内に消費し、自動車優先社会によるモータリゼーションによって運動不足になり、増々肥満化していくという悪循環に陥ってしまいました。
今こそ昔の沖縄の食、すなわち「医食同源」の沖縄の食文化を見直し、県民一体となって食材の知識を高め「地産知消」の運動を進めていかなければなりません。



















